トゥレット症候群(チック症)の話

チック症とは、自分の意志とは関係なく体が動いてしまう

癖のようなものです。

 

頻繁に瞬きをしたり首を振ったりする運動チックと、

「あっ」「んっ」など声が出たり鼻を鳴らしてしまう

音声チックに分かれます。

 

運動チックと音声チックが継続して一年以上続く場合は

トゥレット症候群と呼ばれるそうです。

 

原因はまだはっきりとわかっていないそうですが、

脳神経のバランスがうまくいっていないことや、ストレスに関係が

あるとも言われています。

 

あと、はちみつがそうなのですがチックは緊張している時と、

逆にリラックスしている時にひどくなります。

 

はちみつは小学校低学年の頃から現在まで運動チックが

ずっとあり、家でリラックスしている時だとたまに鼻ならしの

音声チックも出るため、トゥレット症候群になります。

 

これまでたくさんのチックの症状を経験してきました。

きっかけなどは覚えていませんが、初めて症状に気づいたのは

小学校二年生の時で、なぜか口を大きく開けることが辞められませんでした。

 

やりたくてやっている訳じゃないけど、なんか気づいたらやっている。

症状を出さないように意識すれば10秒くらいは我慢できるけど、

だんだん体がムズムズしてきて、やってしまう。

 

しばらくすると、口を大きく開けるチックは治ったのですが

今度は唇を舐めるチックが出るようになり、ずっと舐めてしまうので

唇がかなりただれていました。

 

他にも、白目を向く、鼻をピクピクする、首を振る、など

治っては出る、治っては出るを繰り返していました。

 

当時は、もちろんチックなんて知らなかったので

「なんで私だけこんな変な癖がたくさんあるんだろう」

「治したいのに治せない、他の人たちは何で動かずにいられるの?」

ずっとそう悩んでいました。

 

そして、何よりも辛かったことが、家族に

一切理解してもらえないことでした。

 

続きます。